コード9

騒ぐ

ファール球

優しさの発動には脳のキャパシティが必要ですが、キャパシティを確保しつくした末に自己防衛のための部分まで優しさに使い果たすことができたら、少なくとも本人は幸せではいられるだろうなと思いつつ、万人がそれだときっと人と人とが密着しすぎてどこかで何かが成り立たなくなるんだろうなあという気はする。そこまでの過程は全然思いついていないけれど。

きゅうくらりん聴いてたらいい感じに脳がほぐれてきたから、勢いよく何か文章書けるつもりでキーボードバチバチやりはじめたら何にも出てこない。これは綺麗なまとまったものを書こうとしている。こんなにいいこと言えるぞとアピールしようとしている。アピールしたい欲自体はもう否定しようがないけれど、それが先立つと思いついていたことをいいように取り繕って、どうにかして一見ちょっといい話風だけどよく読むととげがありますよ”風”の実際自分の中からなんにも出てきてないものが爆誕するのはいやというほど知っている。ここで保険かけるのがもうだめ。もう欲そのまま出していけ。

Gravityやってたころにフォローしてた人Twitterで見かけたけどなんんにも声掛けられないし「グラビティやってましたよね!」が第一声なのストーカーの紙一重だし、こっちはくっそ思い入れのある人だけど向こうからすればなにあいつ怖……かなんだこいつ知らん……で終わるのがきわめて自然。突然の隕石に対処させて精神的リソースを消費させたくない。じゃあ私はどうしたいかというと、いいねつけるのを見逃してほしい。でもフォロー外の見知らぬ人間になんか見られているという圧をかけて、避難所としてのTwitterアカウントをめんどくさい場にしたくない。

どう考えてもこれ黙って見守るのが正解だったじゃん。向こうからこっちを認識してもらおうとしてるじゃん。ツイートひとついいねつけてしまった。完全に失敗。存在感を表した時点で我欲が隠せていない。かといって今からアクションするのは「動き」が発生するのでさらに悪手。何食わぬ顔をしろ。